チューリッヒ保険の自動車保険に加入を検討中の方へ。自動車保険の専門家がチューリッヒ保険の全てをまとめてみました
投稿日:2019年1月20日
東京の東中野に本社を構えるチューリッヒ保険。長年本社を構えていた信濃町の信濃町煉瓦館に本社がありましたが、中野の”中野セントラルパーク”に移動したのち、地下鉄東西線の落合に本社を構えております。
松木里菜さんが「ハロ~チューリッヒ」から始まるテレビコマーシャルで、電話の受付をするイメージを最初にもたれるかたが非常に多いかと思います。事故対応に対する斬新的なサービスも次から次へと打ち出してきました。
現在の日本代表者は西浦さん。元々、チューリッヒ保険でダイレクト本部の本部長やオランダ系金融グループのダイレクト銀行立ち上げにも関わりを持つなど、外資系金融と通販の世界で力を発揮してきた方です。
チューリッヒ保険と約10年間のお付き合いを続けた自動車保険の専門家が、チューリッヒ保険の全てをまとめてみたいと思います。
チューリッヒの通販型自動車保険会社における売上ランキング
損害保険会社の規模をしめす売上ランキングは、正味収入保険料という指標で確認することができます。チューリッヒ保険は2017年4月1日から2018年3月31日までの売上ランキングでは主たる通販系自動車保険を取り扱っている損害保険会社の中で7位の結果になりました。
※ピンク色の部分になります。
チューリッヒ保険の自動車保険の売上は、四輪自動車と二輪自動車の売上が加算されています。チューリッヒ保険のバイク保険は独自の約款があり、「スーパー二輪自動車保険」として自動車保険の中に売上数字が含まれます。
チューリッヒ保険の正味収入保険料の推移
自動車保険の収入保険料の推移を確認してみました。平成27年度には27,885百万円あった自動車保険の正味収入保険料が、平成29年度には12,979百万円まで下がる結果になっております。後発組みのSBI損保にも抜かれてしまいました。
国内系大手損保保険グループの、イーデザイン損保やセゾン自動車火災にそのマーケットを持っていかれているのかもしれません。
ランキングサイトにおけるチューリッヒ保険の評価
チューリッヒ保険が主たるランキングサイトでどのような評価を受けているかまとめてみました。
オリコン顧客満足度ランキング/自動車保険のランキング・比較
チューリッヒ保険は、音楽のランキングで有名なオリコン社による、自動車保険の顧客満足度ランキング結果では常に上位にランキングされています。
- 2015年:5位
- 2016年:4位
- 2017年:調査なし
- 2018年:2位
- 2019年:4位
2019年の調査では保険料と商品内容の充実度で3位に加入していました。保険料の安さでは、一括見積もりサイト(価格比較サイト向け)の自動車保険があることから、保険料の安さでは高く評価されているようですね。
J.D.パワー 日本自動車保険 事故対応満足度調査
自動車事故の事故対応満足度調査を外資系の調査会社、J.D.パワー社が行なっております。チューリッヒ保険は前年1位の結果から、8位まで下落してしまいました。急激にサービスレベルが落ちることはないでしょうから、調査をした母集団の問題でしょうか。
- 2016年:3位
- 2017年:1位
- 2018年:8位
HDI格付けベンチマーク(新規のお客様のお問合せ)
コールセンター対応やウェブサポート体制を評価する、HDI-Japan(運営会社:シンクサービス株式会社)において、過去3年ほぼ最高評価を獲得し続けております。
WEBサポート
- 2016年:★★★(最高評価)
- 2017年:★★★(最高評価)
- 2018年:★★(高評価)
問合わせ窓口
- 2016年:★★★(最高評価)
- 2017年:★★★(最高評価)
- 2018年:★★★(最高評価)
チューリッヒ保険の会社概要
チューリッヒ保険は世界にあるチューリヒ社の日本支店という位置付けです。社名を見ていただいても”株式会社”という文字はなく”支店”という文字を確認できるかと思います。
チューリッヒ保険日本支店の沿革
- 1986年 日本支店開設
- 1987年 日本支店営業開始
- 1998年 スーパー自動車保険の販売開始
- 1999年 インターネットで見積もり・契約締結サービスの開始
- 2005年 スーパーバイク保険の販売開始
チューリッヒ保険の拠点数
チューリヒ保険は1990年に大阪オフィスを開設して項以降、長崎オフィス・札幌オフィス・富山オフィスと地方に4拠点、東京に拠点があります。
本社(東中野)以外のオフィス
- 調布オフィス
- 大阪オフィス
- 札幌オフィス
- 長崎オフィス
- 富山オフィス
自動車事故対応を行なう部門
- 自動車損害サービス1部
- 自動車損害サービス2部
チューリッヒ保険の日本支店代表
チューリッヒ保険の日本代表者は西浦正親さんです。日本モトローラ社からチューリッヒ保険に移り、その後チューリッヒ保険にてダイレクト部門の本部長経験があります。
そして、欧州系金融機関のダイレクトバンクの立ち上げに関わったあと、チューリッヒ保険に戻り、ダイレクト部門長に着任したあと、2015年から日本の代表者に就任しております。
Facebookアカウントを開設しています。
西浦 正親(にしうら まさちか)
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No Description
- 1990年 サンノゼ州立大学 卒業
- 1990年 日本モトローラ入社
- 1993年 チューリッヒ保険入社
- 2001年 アクサ損害保険(アクサダイレクト)入社
- 2010年 チューリッヒ保険 ダイレクト本部長
- 2015年 チューリッヒ保険 代表
チューリッヒ保険の従業員数
チューリッヒ保険の従業員は約1060人(2018年3月31日現在)の従業員がおります。
チューリッヒ保険の関連会社
- チューリッヒ生命
チューリッヒ保険のイメージキャラクター
チューリッヒ保険のイメージキャラクターといえば松木里菜さんが長年担っておりますね。コールセンターで電話を受け付ける女性です。過去には、元F1ドライバーの中島悟も出ていたことがありますね。
チューリッヒ保険の公式Youtubeチャネル
チューリッヒ保険の公式チャンネル
チューリッヒ保険会社は、お客さま、社員、地域コミュニティの明るい未来のために、既成概念にとらわれない新しい価値を提供してまいります。
チューリッヒ保険のFacebookページ
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Yahoo!知恵袋に寄せられているチューリッヒ保険に対する質問
「チューリッヒ保険」の検索結果(Q&A) – Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋の解決済みの質問を「チューリッヒ保険」で検索した結果です。
チューリッヒ保険と他の通販型自動車保険を販売する保険会社を比較してみた
チューリッヒ保険と他の通販型自動車保険を販売する会社を2つの点で比較してみました。
2台目新規をわかりやすく説明しているホームページはどっちの保険会社
チューリッヒ保険のホームページのわかりやすさを確認しております。各社との比較結果がわかり次第、改めてコメントを載せます。
チューリッヒ保険とソニー損保
チューリッヒ保険が9対11でソニー損保に敗北する結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険とアクサ損害保険
チューリッヒ保険が9対11でアクサ損害保険に敗北する結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険と三井ダイレクト
チューリッヒ保険が11対9で三井ダイレクトに勝利する結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険とセゾン自動車火災
チューリッヒ保険が11対9でセゾン自動車火災に勝利する結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険とイーデザイン損保
現在調査中です。
チューリッヒ保険とSBI損保
現在調査中です。
チューリッヒ保険とそんぽ24
現在調査中です。
2台目の新規として加入するならどっちの保険会社
チューリッヒ保険と他の通販系損害保険会社を比較して加入するならどちらを選ぶか、その意思を確認しております。各社との比較結果がわかり次第、改めてコメントを載せます。
チューリッヒ保険とソニー損保
チューリッヒ保険が8対12でソニー損保に敗北する結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険とアクサ損害保険
チューリッヒ保険が8対12でアクサ損害保険に敗北する結果になりました詳細はこちらから。
チューリッヒ保険と三井ダイレクト
チューリッヒ保険と三井ダイレクトは10対10で引き分けの結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険とセゾン自動車火災
チューリッヒ保険とセゾン自動車火災は10対10で引き分けの結果になりました。詳細はこちらから。
チューリッヒ保険とイーデザイン損保
現在調査中です。
チューリッヒ保険とSBI損保
現在調査中です。
チューリッヒ保険とそんぽ24
現在調査中です。
チューリッヒ保険の「ネット専用自動車保険」は保険料を最も安くできる可能性がある
チューリッヒ保険のトップページからアクセスできない自動車保険商品があります。その商品は一括見積もりサイト向けに作られた自動車保険です。つまり、保険料の安さ勝負になったときに選ばれるために作った商品があります。
ネット専用自動車保険とスーパー自動車保険を比較してみた
ネット専用自動車保険 | スーパー自動車保険 | |
---|---|---|
見積もり手段 | - インターネット | - 電話 - インターネット - 郵送 |
契約窓口 | - インターネット | - 電話 - インターネット - 郵送 |
主な引受条件 (契約者) | 連絡可能なPCのメールアドレスを保有の個人の方 | 個人・法人※の方(※法人は郵送手続きに限ります) |
主な引受条件 (記名被保険者) | 21歳から69歳 | 18歳以上の方 ※一部インターネットでのお手続きは20歳以上になります。 |
保険料の支払い方法 | - クレジットカード(一括)登録決済型 | - クレジットカード(一括・分割・リボ)都度決済型 - クレジットカード分割払い(12分割11回払) - 銀行振込(一括) - 分割払い(12分割11回払)(※初回保険料等を除き、口座振替) - コンビニ払い(一括) |
契約の手続き方法 | - 自動継続 | - 継続通知書による手続き |
補償内容(基本補償および自動付帯される特約) | - 対人賠償 - 対物賠償 - 人身傷害 - 無保険車傷害特約 | - 対人賠償 - 対物賠償 - 搭乗者傷害 - 人身傷害 - 無保険車傷害特約 |
追加可能な主な補償または特約 | - 車両保険 - 免責ゼロ特約 - 地震等による車両全損一時金特約 - 対物差額修理費用補償特約 - 地震等による死亡一時金特約 - 原付特約 - ロードサービス費用特約 - 人身傷害(搭乗中のみ補償)特約 - 弁護士費用等補償特約/個人賠償責任補償特約 (示談代行サービス付き) - 他車運転危険補償特約(自動付帯) | - 車両保険 - 免責ゼロ特約 - 地震等による車両全損一時金特約 - 対物差額修理費用補償特約 - 地震等による死亡一時金特約 - 原付特約 - 車内身の回り品特約 - 代車提供特約 - 人身傷害(搭乗中のみ補償)特約 - 個人賠償責任補償特約(示談代行サービス付き) - ファミリーケア特別見舞金特約 - 弁護士費用等補償特約 - 傷害特約 - 他車運転危険補償特約(自動付帯) |
ロードサービス | 任意付帯 | 自動付帯 |
保険料の算出(リスクファクターによる保険料の細分化) | - 記名被保険者の住所 - 運転免許証の色 - 記名被保険者の年齢 - 記名被保険者の性別 - 車の使用目的 - 型式料率クラス - 年間予定走行距離 - ノンフリート等級 - 事故あり係数 | - 記名被保険者の住所 - 運転免許証の色 - 記名被保険者の年齢 - 車の使用目的- 型式料率クラス- 年間予定走行距離- ノンフリート等級- 事故あり係数 |
各種割引 | - 新車割引 | - 新車割引 - 早期契約割引 - エコカー割引 - インターネット割引 |
各種特約 | - 運転者限定特約 - 証券発行特約(500円増) | - 運転者限定特約 - 証券不発行特約(500円割引 ※分割払いの場合は480円/年割引) |
契約手続き、問い合わせ対応がインターネットのみ、さらにチューリッヒ保険のイメージが強いロードサービスも保険料を追加で支払うサービスになります。とにかく、保険料を安くされたい方にはおすすめです。
ネット専用自動車保険に契約するためには一括見取もりサイトを使う
次のバナーから一括見積もりサイトで確認できます。
若干のサービスレベルを落としても、自分や友人・知人を頼って対応できる方にはぴったりの商品かもしれません。
最後に
国内系大手グループの躍進にともない、スーパー自動車保険では勝負が難しくなってきたチューリッヒ保険。「ネット専用自動車保険」を活用することで今後どれだけ挽回できるかが注目です。
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