海外旅行傷害保険はどんな病気や事故に対して備えるものなの?

投稿日:2016年7月9日

海外旅行傷害保険に加入してみるのはいいけれど、はたしてどのような補償をしてくれるのか気になります。基本的な補償項目を説明致します。

補償内容

海外旅行傷害保険の補償内容には以下のものがあります(旅行行程中での補償内容です)。

傷害治療費用

ケガの治療費用を補償してくれます。

疾病治療費用

病気の治療費用を補償してくれます。

傷害死亡

ケガで死亡した場合を補償してくれます。

傷害後遺障害

ケガによって後遺障害を負った場合に補償してくれます。

疾病死亡

病気で死亡した場合を補償してくれます。

賠償責任

誤って他人にケガをさせた・他人の物を壊した等、法律上の賠償責任を負った場合を補償してくれます。

携行品損害

携行する身の回り品が盗難や壊れた場合に補償してくれます。

救援者費用

ケガや病気で入院して家族が現地に駆けつけた場合の費用を補償してくれます。

入院一時金

ケガや病気で一定期間以上入院した場合を補償してくれます。

航空機寄託手荷物遅延費用

手荷物の到着が遅れて身の回り品を購入した場合の費用を補償してくれます。

航空機遅延費用

航空機が遅れて宿泊代・食事代などを別途自己負担した場合の費用を補償してくれます。

旅行変更費用

被保険者や同行予定者などが、死亡・危篤・入院、渡航先での地震・戦争・テロ行為などの発生のために出国を中止または海外旅行を途中で取り止めにして帰国した場合の費用を補償してくれます。

偶然事故対応費用

予期せぬ偶然な事故で被保険者が負担を余儀なくされた費用を補償してくれます。

一般社団法人 日本損害保険協会より

日本損害保険協会 – 損害保険Q&A – からだの保険・他 – 問81 海外旅行傷害保険

答え 海外旅行中に被ったケガや病気による死亡・後遺障害・治療費用のほか、賠償責任、携行品損害、救援者費用などを補償する保険です。 …

上記の補償は総合的な保険商品内容です。保険会社によっては自分で補償内容を選択できる保険商品もあります。 

保険期間

海外旅行の期間というものは、人・旅行プランによってそれぞれです。ですから保険期間も旅行期間に合わせて契約します。もし何らかの事由で旅行期間を現地で延長等をする場合には、保険期間の延長をすることを忘れないでください。また交通機関等の遅延・欠航・運休での旅行期間変更は、最長72時間までの無料延長がされます。

補償内容をよく理解しましょう

以前の海外旅行保険は、総合的に全ての保険補償を賄ってくれる商品のみを販売していました。現在ではインターネット保険による商品販売によって、様々な海外旅行商品も生まれて来ています。

自らオプションで補償内容を決定する際には、これから海外旅行を楽しむために、どのようなリスクが待っているのかをよく話し合って自分に合った保険契約をして旅行を楽しんでください。

著者の情報

アバター画像
日吉 浩之自動車保険の専門家
国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
(Visited 203 times, 1 visits today)

カテゴリー:専門家による記事,旅行保険