犬・猫を飼ったら、必ずペット保険(犬保険・猫保険)についても考えよう!
投稿日:2016年6月4日
動物を飼うことになった場合、動物も病気やケガをしますので医療のことを考えてペット保険を考えるかもしれません。ではペット保険とはいったいどのような内容なのでしょう。
ペット保険とは
もし人間が病気やケガをした場合、医療保険を利用して病院に行って治療をしたり、薬局で薬を処方してもらったりします。ペットを飼うことになった場合、ペットもご家族の一員ですので人間のように医療保険を考えないと動物病院に治療へ行く際には大変なことになります。
その動物病院で治療を受けた際の診察代や手術代等をサポートしてくれる補償を考えたものがペット保険ということになります。
ペット保険はどんなとき保険金が支払われるの?
ペット保険の補償内容ですが、ペット保険の商品によって内容が少し違って来ます。基本的な補償内容は診察費や手術費、そして入院費等をサポートしてくれるものとなっています。 また動物が病気になってしまう病名や種類によっては保険給付の対象にならないこともありますので、動物を飼うことになった際にはペット保険のパンフレットも準備なさって、補償内容をよくご確認された方がいいと思われます。
- 保険料 月々数千円程度となっています。
- 填補割合 ペット保険の場合には、動物病院で診察を受けた治療費に対して補償額の割合を各保険会社で定めています。50%、70%、100%等の填補割合を設置して保険料額を定めています。
- 通院費 動物病院に通院した場合に保険給付をしてくれます。
- 入院費 動物病院にて手術をした場合に保険給付をしてくれます。
- 手術費 動物病院に入院をした場合に保険給付をしてくれます。〇特約 飼い主の為に賠償責任補償を特約で付帯することができます。
飼い主の賠償責任
ペット保険の主契約は、動物自体の医療保険となっていますが特約として賠償責任を補償してくれるものもあります。もし動物を散歩中に、人に危害を与えた場合に等には飼い主に損害賠償請求をされる可能性もあります。
そのような賠償責任というリスクに備えた特約もペット保険の商品にはあるのです。
ただし、ペット保険に付帯される賠償責任保険。一般的な自動車保険や火災保険に付帯される特約としてかなり劣る補償内容です。保険金額の上限も500万円程度のもので、示談代行も付いていません。
つまり、相手との交渉は自分で行って、その結果をもとに保険会社の方で保険金を支払う支払わないを決めるのです。
ペット保険会社が提供している賠償責任保険に加入するのであれば、個別に何か個人賠償保険に入った方がよさそうです。
ペットは家族です
現在ペットを飼われていたり、これから飼う予定のある方は一緒に暮らす家族となるペットにも医療保険を考えないといけないでしょう。動物には人間のような健康保険制度の補償がありませんので、民間保険会社が発売しているペット保険について契約を考える必要があるでしょう。
さらに動物が第三者に危害を与えた場合も損害賠償についても考慮して、ペット保険の契約を検討していきましょう。
著者の情報
- 国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
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