自賠責保険の保険料例を確認しよう。原付や軽自動車、普通乗用車でことなります!
投稿日:2016年6月8日
自賠責保険の保険料は、車検時にいつも一緒に納付しているのがほとんどかと思います。実際は幾らの保険料なのか、期間はどれくらいなのか、基本を説明します。
自賠責保険の契約等
契約
自賠責保険は損害保険会社や共済等のJA、または自動車やバイク店でも取り扱っています。一部の保険会社ではインターネットからも納付が可能のものがあります。
保険期間
保険期間ですが、車検期間に合わせて自分の決めた条件で設定できます。次回の点検日までに自賠責の契約期間が無いといけませんので、12か月、24か月、36か月、48か月、60か月のいずれかの期間で設定されます。
ただし、25か月や37か月といった中途半端な契約もあります。2年と1か月、それから3年と1か月の契約期間ということですが、これは車検の有効期間と自賠責保険の有効期間のズレから来るものです。車検の有効期間が深夜の12時まで、自賠責保険の有効期間が正午12時となっているのです。この12時間のズレを補正する為に上記のような自賠責の契約期間があるのです。
自賠責保険の保険料
自賠責保険の保険料は、車種や期間によって全て一律の保険料となっています。A社で契約した自賠責保険とB社で契約した自賠責保険が違うということはありません。
自家用自動車 | 24か月の場合:27,840円 |
軽自動車 | 24か月の場合:26,370円 |
軽二輪 | 24か月の場合:14,290円 |
(平成25年4月1日以降の契約の場合) |
それ以外の保険料は国土交通省にて一覧を閲覧できます。また各保険会社でも用意されています。
国土交通省:自賠責保険一覧表
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自賠責保険料の返金
特殊な例ですが、契約した自賠責保険料を返金する必要がある事象が発生します。それは自動車の廃車です。廃車をした場合、廃車日以降の自賠責保険料は余計に支払ってしまったことになりますので、忘れずに返金請求をすることが大事です。返金の額は月割り計算で戻ってきます。自賠責保険を契約した保険会社等に請求後、指定の口座に返金額が振り込まれます。
自賠責保険料と契約期間
通常は車検と一緒に自賠責保険も併せて、車検をお願いした自動車屋さんに契約するケースが多いと思われます。ですから次回の車検までの契約期間等は間違うことはありません。注意を必要となってくるのが保険料の返金手続きでしょう。もし現在乗られている車両を廃車にする準備をしているのならば、自賠責保険料は廃車日以降の契約した期間は月割りで戻ってくるということを記憶にとどめておきましょう。
著者の情報
- 国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
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