ゴルフ場で練習を始めたら加入しよう!ゴルフ保険ってどんな保険?

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ゴルフはやるけど、ゴルフ保険に加入することは考えていないという方いらっしゃらないでしょうか?ホールインワンの補償以外にもゴルフ保険の補償はいろいろあります。

1. ゴルフ保険(ゴルファー保険)

プレイをするだけで、特にホールインワンなんて夢のまた夢、ゴルフ保険にわざわざ入る必要はないと考えている方はかなりいるようです。実はゴルフ保険=ホールインワン保険ではないのです。ゴルフ保険には様々な補償がある、損害賠償がメインの保険なのです。

  1. 自身のケガ:自分自身がケガや死亡をした場合
  2. 他人にケガ:他人にケガや死亡させた場合
  3. 他人の物を損壊:ゴルフ場等の建物等を壊した場合
  4. ゴルフ用品:ゴルフ用品の盗難や破損があった場合
  5. ホールインワン:ホールインワンを達成した場合
  6. アルバトロス:アルバトロスを達成した場合

上記のようなゴルフをプレイ中の様々な事例を想定してゴルフ保険には補償が付いています。また保険会社の商品によっては、自宅から行き返り中の事故や宿泊中の事故も補償してくれるものもあります。

2. プレイで注意すべきこと

ゴルフ保険にせっかく加入してプレイを楽しんでいるのに、補償されないケースというのもあります。ホールインワンをした場合ですが、キャディをつけずに仲間だけでプレイするような場合は基本的には対象外です。以下の条件がある場合は、保険金の対象となります。

  1. そのゴルフ場の使用人が目撃しており、署名または記名捺印された証明書が得られる場合
  2. 会員となっているゴルフ場が主催または共催する公式競技に参加している間のホールインワンまたはアルバトロスで、その公式競技の参加者または競技委員が目撃しており、署名または記名捺印された証明書が得られる場合
  3. ビデオ映像(ビデオ撮影機器による映像で、日時、場所、ゴルファーの個別確認等が可能なもので、第1打からボールがホール(球孔)に入るまで連続した映像のものにかぎります。)が提出できる場合
  4. 同伴競技者以外の第三者*が目撃しており、署名または記名捺印された証明書が得られる場合
    *例えば、前または後の組のプレーヤー、そのゴルフ場の従業員ではないがショートホールで開催している「ワンオンチャレンジ」等の企画に携わるイベント会社の社員、またはゴルフ場に出入りする造園業者、飲食料運搬業者、工事業者をいいます。

せっかくホールインワンをしたのに、証拠となる方が仲間だけである場合には保険の対象外なのです。証明する方が第三者で無いと詐欺行為を怪しまれてしまうからです。その代わり先行や後続のパーティプレイヤーさんが目撃者であれば、補償の対象になります。ただしゴルフコンペの同じ仲間であれば対象にはなりません。ホールインワンをすると、仲間への記念品購入費用、祝賀会費用、ゴルフ場のキャディさんへのご祝儀や記念植樹等、嬉しい反面、多額の出費も重なりますのでゴルフ保険の内容を十分に確認しないといけません。

3. ゴルフ初心者なら尚更加入しましょう

ゴルフ保険・ゴルファー保険という商品はメディアに流れるイメージとして、どうしてもホールインワン保険であるという決めつけ方をしてしまいがちです。ですが初めてゴルフをされるようなビギナーの方なら、他人に怪我をさせたり、物を破損するようなことも考えたリスクを想定してみましょう。損害賠償責任も付いているゴルフ保険は1日のプレイ代よりも手頃な値段設定となっています。是非とも検討して、プレイを楽しみましょう。

著者の情報

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日吉 浩之自動車保険の専門家
国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
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カテゴリー:ゴルフ保険,専門家による記事