学資保険を選ぶ前に確認したい、学資保険の加入プランについて!
投稿日:2016年7月27日
子供さんが生まれると、そろそろ“こども保険”や“学資保険”のことを考えないと、と思う時期です。では実際どのようなプランにすればいいのでしょうか。
こども保険と学資保険
こどもの将来設計のために、こども保険に契約すべきか、それとも学資保険にすべきか判断に迷うことがあります。違いについて少し説明致します。それぞれ18歳満期タイプと22歳満期タイプ契約が多いです。
- こども保険:こどもさんが万が一、病気やけがになった際に医療の負担を保障する保険です
- 学資保険:こどもさんの将来の為に教育費を積み立てていく、貯蓄性を目的にした保険です
こども保険の特徴
こども保険はお子さんの医療保障を考えながら、将来的な教育費を積み立てる商品といえます。ですからこども保険に入る際には積み立ての教育資金を先に考えるのではなくて、お子さんの怪我や病気を考えた医療保険であるということが必要です。
学資保険の特徴
(1)教育資金
学資保険はお子さんの将来必要になる教育資金を準備する為の積立保険という位置づけを持っています。お子さんが将来大学に進学するのか、専門性の高い学校に行くのか今後のお子さんの夢を一緒にサポートする為に準備が必要になってきます。
公立学校かあるいは私立学校か、準備資金は千差万別ですがかなりの教育資金が必要になるのは事実です。特にまとまった教育資金が必要な時期が高校卒業してから大学や短大に入学する時期です。ですから学資保険のプランでは満期を高校卒業の18歳に設定されていることが多いです。
(2)万が一の保障
学資保険の保障として、親である契約者にもし万が一に備えた保障がされています。あまり考えたくはありませんが、もしものことがあった場合に家族の生活費がストップしてしまいます。更に保険料を支払う能力も不可能となるでしょう。
ですから保険の相互扶助から保険料の支払いはそれ以降満期まで免除されることになります。そして満期になった年齢でお祝い金を受け取ることが出来ます。このような意味では将来設計として安心して積立することが出来るのです。
将来設計
こども保険と学資保険の両方を考えた際には、こどもの為に両方の保険に加入したいと考えるものです。最近の生命保険会社の保険商品の中には、2つの保険区別がされていないものもあります。
両方の目的を備えた1つの保険商品もありますので、教育資金プランを練るには保険商品の内容をよく確認することです。どちらも将来の教育資金の確保と万が一の保障は考えられた保険ですので、様々な保険商品をよくチェックしてお子さんの為の準備をしましょう。
著者の情報
- 国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
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