ペット保険(犬保険・猫保険)はどんな補償があるの?手術費用もでるペット保険の補償内容とは
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ペット保険を契約する場合には補償内容について、パンフレット等で確認をしてみないといけません。実際どれくらいの補償をしてくれるのでしょうか。人間の健康保険と同じ考えで作られたといわれているペット保険の補償内容について確認してみたいと思います。
ペット保険の補償内容
ペット保険の補償内容には主に以下のようなものがあります。填補割合は50%、70%、100%と選択できるようになっています。
- 通院 1日あたりの補償額をお支払します。5,000円、10,000円、14,000円等の補償給付があります。
- 入院 1日あたりの補償額をお支払します。5,000円、10,000円、14,000円等の補償給付があります。
- 手術 1日あたりの補償額をお支払します。30,000円、100,000円、140,000円等の補償給付があります。
また、上記のような1日に給付限度額を定めるのではなくて1回ごとの診療費で補償をしてくれる保険もあります。1回毎の診療費が50万円、70万円以内等があります。 - 高度医療 ガン等の高度医療に対応可能な保険商品もあります
- 契約継続年齢 満13歳までや終身までと保険会社によって異なります。ペットの主流である犬や猫の場合にも契約年齢を定めている場合もあります。
保険金の請求方法
動物病院で診療費を支払う場合には、二通りの選択方法が保険会社にはあります。窓口で保険証を提示して清算する方法と、後日診療費の保険金を保険会社に請求する方法です。
保険証提示
ペット保険の商品の中には人間の健康保険証のように窓口で清算する方法を採用しているものがあります。動物専用の健康保険証を提示すると、診療費は自己負担分のみとなります。なお、動物病院によっては、その保険証提示制度を採用していないところもありますので、その場合は後日、保険会社に請求することになります。
診療費請求
動物病院で診療費を払う際には、診療費の全額を支払います。その後、保険会社に保険金請求をします。病院からもらった領収書と保険金請求書を保険会社に送付して、約1か月後に口座に振り込まれます。
保険金の支払い対象外
保険金の支払い対象外というのも保険契約時には確認が必要になります。主に以下のような内容のものが給付対象外です。
- 保険の始期において既に発生していたことが判明していたケガや病気
- 飼い主の方などの故意または重過失によって
- ワクチン接種費用
- 妊娠・出産、帝王切開、人工流産
- 安楽死のための費用
補償内容はよく確認しましょう
これからペット保険に加入する場合には、基本的な通院・入院・手術の保険給付以外にペットの契約年齢や高度医療が対象になるのか、そして診療費は窓口で清算できるか、後日清算か等を確認して契約をするように心がけましょう。
著者の情報
- 国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
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